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見えなくても杖なしで一人で歩く方法

2016年7月4日

たとえ目が見えなくなっても、杖に頼らず一人で自由に歩いてみたい。

見えている人にはわからないだろうが、目の見えていない人なら一度はこんなことを考えたことがあるだろう。
でもほとんどすべての盲人が「そんなバカな」と思いながら、今日も杖を手にして外を歩いている。

でも、ほんの一部の人はこんなバカみたいな夢をあきらめなかった。

A Blind Japanese Guy Riding a Bicycle Using Echolocation!
全盲でもエコロケーションを使って自転車に乗る!
https://www.youtube.com/watch?v=gNelzCBCeYY

自転車って!
ぶっとびすぎだろう!
もう一人で外を歩くとかいう次元じゃないね。

このほかにも、youtubeで「Blind Echo-Location」などで検索すると、同じ盲人、いや同じ人間とは思えない人の映像が出てくる。

この怪物たち?いやものすごい能力を手にした人たちが使っているのは、エコロケーションと呼ばれる技術。
エコロケーション(反響定位)とは、何らかの音を飛ばしてその反射音を頼りに身のまわりの空間を認識する技術。

有名なところでは、コウモリだね。
彼らは超音波を含む鳴き声を飛ばして、真っ暗な洞窟の中を反射音を頼りに自由に飛びまわる。
反響音の強弱や、反響するまでの時間、音の変わり方で障害物との距離や形状を頭のなかで計算し空間をイメージしている。

本当にすごい能力だと思う。
コウモリ以外にもイルカやクジラ、一部の鳥などがエコロケーションを行っていることが知られている。

ならば「人間にだってできるよね」というのが前述の怪物たちの理屈にちがいない。

エコロケーションというとわかりにくいが…。
ようするに「人間ソナー」だ。

ここまできたら独学でもいいからあなたもやってみたいよね。

ということで、ぼくたち人間がやる場合…。
上の怪物たちは、超音波の代わりに舌打ち音のようなクリック音を発している。
具体的には、上あごに舌を密着させてその間の空気を抜き、陰圧になって密着している舌を下にはがすときに出るパチッという高い音。

まずは自分の顔の近くにある程度大きくて硬いものをおいたときと、なにもないときでクリック音を鳴らしその違いを理解する。
違いがわかってきたら、今度はやわらかいものに変えてみる。
さらに、距離や角度なんかも変えてみる。

まずはこれらを室内で試す。
室内なら雑音も少なく、反射音もわかりやすい。
修行を積めば反射音だけで、半開きのドアの状態がわかったりする。

まずはこのあたりまでできれば上出来かな…。
うーん、道は遠くきびしそうだ。