小さな挑戦
2016年9月17日
ぼくの散歩コースの途中に幼稚園がある。敷地は家4軒分ぐらいしかないとても小さな幼稚園だ。
でも子供たちはいつも元気で、ぼくが歩く目印になっている。
夏休み中は静かだったが、今月に入りまた元気な声を聞かせてくれている。
昨日も散歩途中に幼稚園を通りかかったら、いつもの元気な声と一緒に先生たちが拍手をしながらひとりの園児をほめてた。
何かと思って聞き耳を立てていると…。
どうやらある園児が上り棒の頂点まで上りきったらしい。
その子の年はわからなかったが、とにかく幼稚園児で上り棒を頂点まで上がれるというのは素晴らしい。
小さな小さな挑戦が達成された瞬間である。
もちろんその子にとってはとても大きな大きな1歩になったにちがいない。
もしかしたらその子が大人になったとき、幼稚園時代を振り返ると、真っ先に思い出す出来事になるかもしれない。
ぼくらが生きているこの時間というのは、常に誰かが何かに挑戦し失敗したり成功したりを繰り返しながら同じ時間を過ごしているんだということを改めて感じた。
先日ぼくもMIDIピアノを公開した。
ただMIDI音を出すだけのおもちゃだから、これも小さな1歩なんだけど…。
この小さな1歩をきっかけに、大きな挑戦をした人がいるのでここで紹介したいと思う。
その人は「浦田雄嗣(ウラタユージ)」さん。
ぼくと同じ全盲で、MIDIピアノをきっかけにMIDI作曲に挑戦し、ある程度かたちになったからということで連絡をいただいた。
作った曲は以下である。
JR西日本ミュージックホーン
岸和田駅前の音痴な信号機
このほかにもいくつかの曲を作られていた。
浦田さんに公開してよいかと尋ねたら、快く了解してくれたので今回ここで紹介しました。
さあ、今日という新しい1日、あなたはどんな挑戦をするのでしょう。
- at 9時16分
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